TCHご存知ですか?
こんにちは歯科衛生士の佐々木です
春光うららかな季節を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか
4月から新年度も始まります気持ちを新たに今年度も邁進してまいります
年度末や新年度に向けてご多忙になられる方も多くいらっしゃると思います。
そんな忙しい方………
今、歯と歯が接触していませんか?
歯ぎしり、くいしばりの癖がひどくなっていませんか?
お口の安静な状態は唇は閉じていていても上下の歯と歯は離れている状態です。
歯と歯が接触することをTCH(tooth contacting habit)といい、
この状態が続いてしまうと筋の緊張、疲労が生じてしまいます。
患者様にご来院して頂いた際にお話しすることも多いのですが、多くの方が無意識にされています。
まずは意識しましょう
歯と歯が接触していた場合、歯と歯を離しましょう。たったこれだけで構いません
まずはここから始めてください。
どんな時にTCHをしやすい?
◎一時的に生じる精神的緊張(精神的ストレス)
◎習慣化した作業で集中する時(パソコン)
◎精密作業
◎家事
◎テレビ、ゲーム etc…
TCHによる弊害
◎歯の慢性咬合痛
◎歯周病の悪化
◎充填物や補綴物(銀歯や被せ等)の脱離
◎歯冠破折(歯が欠ける)
◎慢性的な口内炎
◎咬合の違和感
などがあげられます。
歯ぎしり、くいしばりを総称してブラキシズムといいますが、
こちらは何度か当院のブログやお知らせとしてとりあげさせて頂いてます。
就寝時にナイトガードを入れて頂く治療法になりますが、この癖もまた、日中にでやすいです。
TCH同様、意識してください。
くいしばったら離すです。
日々のブラッシングをきれいにして頂いて、メンテナンスで歯科医院を受診されているのにも
関わらず、力の負担で歯を失うのはもったいないなぁと感じるので、皆様
今一度、ご自身の歯の状態を確認してみてください
ストレスを感じたら…お疲れが続いている…そんな時には歯の接触に注意をしてください
ストレスフルな社会ですが、できるだけリラックスし、ご自身にあったストレス発散法を
見つけて快適に日々過ごしたいですね
私のリラックス法はヨガです
皆様はどのようなことをされていますか?
またお話しお聞かせください